2011年2月23日水曜日

ユニクロ。。。


ユニクロで難民研修=UNHCRと協力、社員登用も


時事通信 2月23日(水)19時1分配信
 ファーストリテイリングは23日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と難民問題への取り組みで世界的なパートナーシップを結んだと発表した。締結はアジア企業で初めて。活動の一環として6月から、同社が展開するカジュアル衣料品店「ユニクロ」に、働きながら研修するインターンとして難民を受け入れる。
 海外から日本に逃れ、国内に居住している難民が対象。日本には2600人を超える難民・避難民がいる。
 研修では一カ月程度の職業体験の場を与え、希望があれば選考試験による社員登用の道も開く。また、同社の従業員を海外難民キャンプに派遣し、支援活動を体験する機会も設ける。 



難民への理解が少ない日本人。
というより、日本企業の外国人受け入れが著しく少ない日本。

外国人を積極的に受け入れるということは、とっても良いニュースです。

しかし、難民支援に関わり知ったこと。
それは、貧困や戦乱から逃れるために、着の身着のまま日本に来た人々も大勢いますが、自国では高等教育を受け、ハイレベルな仕事を持っていた人、金銭的にも裕福だった人も多いということ。

私の難民の友達は、旅行客と同じように飛行機に乗ってウガンダからやってきました。
(ちなみに自国では夫は国際弁護士で豪邸に住んでおりました。)
そして、成田のイミグレで難民申請をして日本で難民として生きる道を選んだのです。

このニュースをみて、多くの日本人は難民に仕事与えてやってすごい〜ユニクロ!となるかもしれません。

しかし、彼らは自国では弁護士や政治家や軍の上層幹部などだった方も多いということを忘れないでほしい。

以前、難民支援団体で仕事を斡旋した例で、清掃や大工仕事、工場でのパン作りなどをやった方々が、こんな仕事をするなら死んだ方がましだと言って、一日で辞めてしまった例がいっぱいあったのです。

ちなみに、難民の方々は国から援助金をもらっているのですが、支援協会に来るときに手ぶらじゃ恥ずかしいから、その援助金をたくさん使ってお土産を買ってきてしまうというハイプライドな方々もいらっしゃいます。これはとても困る例です。

彼らはとても誇り高く生きていて、それが日本での生活に邪魔になっていることも多くあります。

ユニクロの採用側がどこまで難民のことを理解するのか、とても関心があります。

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