新疆暴動、死者140人=軍・警察を大量動員−中国
【北京6日時事】新華社電によると、中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの市政府は6日、5日夜に発生した住民による暴動で少なくとも140人が死亡、828人が負傷したと発表した。車両261台や商店203軒が焼かれ壊されるなど被害も大きく、昨年3月のチベット自治区ラサに続く、少数民族居住区での大規模暴動となった。
暴動は、在外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」がインターネットなどを通じて呼び掛けて発生したとされる。警察は、暴動を扇動した10人以上を含む数百人の暴動参加者を逮捕。暴動は「基本的に抑え込んだ」としている。
ただ、中国人権民主化運動情報センター(本部香港)によれば、ウルムチのほかカシュガルなどウイグル独立派の活動が盛んな同自治区内の4地域に、3万人を超える軍・武装警察部隊が投入され、主要道路の入口で車両の検問を徹底。装甲車も配備されたといい、現地では暴動波及への懸念が高まっているもようだ。
7月6日14時2分配信 時事通信 yahooニュース
昨日起きたウイグル自治区でのテロ。
暴動により亡くなった方、負傷した方が多くでました。
私は、2年前にウルムチ、カシュガルに旅行に行ったこと思い出しました。
ウルムチは漢民族とウイグル族が共存する穏やかな町であったから、
昨年今年と起きた暴動で、どんなに町が大変なことになっているのだろうと思います。
ウイグル族の人もとても穏やかに生活していたことが、
とても印象的でした。
カシュガルは、ウルムチと違ってイスラム色がかなり強く、
漢民族の方が少なく、ウイグル族が多く暮らしている。
カシュガルの中心部に、毛沢東の巨大な銅像が飾られていたことが、
すごく印象的でした。
この銅像は、あくまでも、
ここは漢民族の国だということを忘れるなと言っているかのようだった。
ウイグル族のタクシーにはウイグル族しか乗らず、漢民族のタクシーには漢民族しか乗らないと聞いた。きちんと彼らはルールを作って共存しているのです。
中国の中で、イスラム教のウイグル族やカザフ族が共存するのは、
いかに難しいことなのだろうか。
民族帰属意識が強いというのは、すばらしい事だと思う反面、
大きな問題も発生するのですね。
日本人はどうなんでしょう。第二次世界大戦以降の日本人の日本国への
帰属意識ってどうなんでしょう。
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